| 次に説明する注文方法は、「指値注文」。 これも基本的な注文方法の一つだから、しっかり覚えてね。 |
| わかりました。 |
| 「指値注文」というのは、現在の為替レートよりも有利な条件で売買をする注文を、あらかじめ出しておく注文方法のこと。 「今の為替レートよりも下がったら買いたい」とか「今の為替レートよりも上がったら売りたい」という時に使う注文方法なんだ。 |
| なるほど。 ちなみに、今の為替レートよりも有利な条件というのは、具体的にはどんな場合ですか? |
| 例えば、今の為替レートが1ドル=100円だったとしよう。 このレートが1ドル=98円まで下がって、そのあと上がって来るだろうと予想したとするよね。 そんな時は、98円で買いの「指値注文」を入れておけばいいんだ。 |
| そうすれば、予想通りレートが98円まで下がった時点で、自動的に買い注文が成立するわけですね。 |
| その通り。 もちろん、逆も一緒だから、102円まで上がったらそのあと相場が下がるんじゃないかと予想した時は、102円で売りの「指値注文」をすればいいんだ。 |
| ここまで下がったら上がるだろうと予想はしているのに、ずっと取引画面を見ていられないときなんかに、とっても便利ですね。 |
| そうだね。 「指値注文」を入れておいても予想通りレートが下がらなかったり、上がらなかったりした時は、注文は成立しないわけだから、とってもありがたい注文方法だよね。 |
| よし! これで、2つも注文方法を覚えちゃいました。 |