| 一昔前に比べて、最近会社って簡単につぶれますよね。 |
| そうだね。 上場会社や一流と呼ばれている会社でも、安心できない時代だからね。 |
| やっぱり、FX会社もそうなんですか? |
| まあ、FXの会社だけが特別ということは決してないから、もちろんそのリスクは常に付きまとうよね。 |
| それはそうですよね。 ちなみに、もし口座開設をして取引しているFX会社が破綻してしまったら、預けているお金はどうなっちゃうんですか? |
| そうだよね。大金を預けておいたら、確かに心配だよね。 ただ、2005年7月施行の改正金融先物取引法によって、FX会社は顧客から預かった資産と会社の資産を別に保管する、分別保管が義務付けられているんだ。 |
| 分別保管ですか? |
| そう、分別保管。 簡単にいうと、お客さんから預かっているお金と会社のお金を分けて保管・管理しますということなんだ。 |
| なるほど。 それなら、取引しているFX会社に万が一のことがあっても安心ですね。 |
| 実は、そうでもないんだよ。 確かに、分別保管によって顧客の資産と会社の資産は別々に管理はされるものの、FX会社が倒産した時に顧客へ確実に資産が返還されることを意味しているわけではないんだ。 |
| えー。 そうなんですか? |
| そこで、注目してもらいたいのが、取引するFX会社が信託保全しているかどうか。 |
| 信託保全? |
| 信託保全というのは、分別保管された顧客の資産が、第三者である信託銀行によって管理されていることをいい、それによりFX会社が破綻した場合でも、顧客の資産は信託銀行の信託財産として保護されることをいうんだ。 |
| そうか。 信託保全って、そういうことなのか。 それなら、万が一の事態が起きても大丈夫ですね。 FX会社を選ぶ時には、信託保全されているかいないかが、一つのポイントになりますね。 |
| 確かにそうだね。 もしものことを考えて、FX会社を選ぶ時には、信託保全がされているかされていないかというのが、大事な判断材料になってくるね。 ちなみに、『FX比較ランキング』の紹介している情報の中で、信託保全している会社かどうかがわかるので、参考にしてみてね。 一応、最終的に申し込む前には、FX会社のHPできちんと信託保全について確認することをオススメするよ。 |