| 前回、FXのコストがいかに安いかということを説明してきたんだけど、ここではさらにスプレッドについて詳しく説明していこう。 |
| お願いします。 |
| まず、スプレッドを表す単位なんだけどわかるかな? |
| これは、前回よく出てきている『銭』ですよね。 |
| 確かに間違いではないんだけど、実はスプレッドを表す単位には『pip(ピップ)』や『ポイント』という表現もあるんだ。 クロス円と呼ばれる、円を含んだ通貨取引の場合では『銭』でも構わないんだけど、円を介さない外貨同士の取引の場合、通常『pip(ピップ)』や『ポイント』という単位の表記を使用します。 『1pip(ピップ)』・『1ポイント』・『1銭』は同じ意味になるから覚えておこう。 |
| へ〜。 pip・ポイント・銭は同じ意味なんですか。 ところで、あるFX会社のスプレッドを調べてみたら、その会社のスプレッドは2pips(銭)となっていたんですが、実際取引するときにはどのくらいの金額になるんですか? |
| そうだね。 実際にどのくらいのコストになるのかは気になるところだよね。 それでは、2pips(銭)が具体的な取引において、どのくらいのコストに当たるか説明しよう。 |
| 2pips(銭)はすごく安い気がするんですが、いまいちピンとこないもので…。 |
| ここでは例として、ドル/円の取引を1万通貨、すなわち1万ドル買ったと仮定してみます。わかりやすいように、この時、ドル/円の為替レートが1ドル=100円だったとしましょう。 |
| 1万ドル買うということは、100万円分ドルを買うということですよね。 |
| そうだね。 この場合、スプレッドを2pips(銭)として考えると、実際にかかるコストは2銭(pips)×1万通貨で、なんと200円! 100万円分の取引でたった200円です! |
| これなら、コストを気にせず何度もトレードできますね。 |
| この低コストがなんといってもFXの魅力。 一緒にするのはなんだけど、参考までに外貨預金で同じように100万円分ドルを買ったときの手数料は約1万円になります。 |
| こうやって、実際の金額にしてみると、やっぱりFXってお得なんですね〜。 |
| 次は、FXの別の魅力的な特徴、スワップポイントについて説明していきます。 |