 | さて、ここから注文方法を一つ一つ説明をしていくとしよう。 まず、一番最初は「成行注文」から。 これは、FXでもっとも基本になる注文方法になるよ。 |
 | なるほど、「成行注文」は基本中の基本ということですね。 |
 | そうなるね。 この「成行注文」は、相場の動きを見ながら「今売りたい」、「今買いたい」といった場面で使う注文方法なんだ。
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 | ということは、パソコン上に表示される為替レートの動きをよく見て、「今だ!」と思った時に、買いや売りの注文ボタンをクリックすれば、注文が完了するというわけですか? |
 | その通り! |
 | なんだか、この「成行注文」ならすぐに使えそうですね。 |
 | そうだね。 一番シンプルな注文方法だからね。 ただ、一つ注意してほしいことがあるんだ。 |
 | なんですか? |
 | それは、注文画面に表示されているレートで注文を出しても、100%そのレートで約定されるとは限らないということなんだ。 |
 | え〜!? そんなことがあるんですか? |
 | 残念ながらあるんだよ。 これは、FX用語ですべると呼ばれているんだけどね。 為替相場は常に動いているため、注文を確定したその瞬間にも時間差が生じて、希望していた値段で約定しないことが出てきてしまうんだ。 |
 | そうなんですね。なんだか複雑な気分です。 |
 | ただ、注文した瞬間にレートが動いてしまった時には約定しないように設定したり、スリッページといわれるズレ幅の許容範囲を設定することもできるから、自分でうまく調整すれば大丈夫だよ。 ちなみに、スリッページというのは、注文を出した値段と実際に約定した値段との差のことを指すんだけど、このスリッページをあまりに狭くすると、激しい値動きの時に約定しなくなっちゃうから気を付けてね。 |
 | わかりました。 無事、「成行注文」は理解したので、次の注文方法をお願いします! |