 | それでは、2WAYプライスについて説明しよう。 2WAYプライスというのは、売りと買い両方のレートを同時に表示する方法のことをいいます。 この両方のレートを同時に表示することにより、FX業者による不正なレート操作を防ぐ役割も果たしているんだ。 |
 | へ〜。 そうなんですか。 |
 | 具体的には、この表示を見てもらいたい。
 取引画面などでよく出てくるこの表示が2WAYプライスなんだ。 |
 | これが、2WAYプライスの表示なんですね。 ドル/円の取引の表示というのはすぐにわかります! |
 | そうだね。これは、ドル/円の取引を表しているんだ。 まず、左側のBid(ビッド)で表している99円6銭が、私たちが1ドルを売る時の金額を表している。 そして、右側に表示されているAsk(アスク)で表している99円8銭という数字は、私たちが1ドルを買う時の金額を表しているんだ。 |
 | なるほど。 それじゃあ、今1ドルを買おうと思ったら99円8銭が必要で、1ドルを売りたいと思ったら99円6銭で売れるということですね。 |
 | そういうことだね。 そして、この場合のAsk(買)の99円8銭とBid(売)99円6銭の差2銭がスプレッドになるんだ。 もちろんこのスプレッドの2銭は、投資家から見ればコストになるし、FX会社にとっては利益になるんだよ。 スプレッドに関して詳しくは、「FXの取引手数料は格安!」と「スプレッドはいかに大事か」を見てね。 |
 | こうやって改めて考えると、やっぱりスプレッドの幅は狭まいほうがいいですね。 |
 | 確かに、スプレッドはFX会社によって変わってくる部分だし、私たちにとっての直接的なコストになるからね。 少なければ少ないに越したことはないというのが本音だよね。 |